複雑痔瘻でお尻の肉が無くなった話 part2
専門医に見てもらったら、おそらく肛門周囲膿瘍だろう、痛みは排膿すればすぐ治まるはず。
血液検査するから一週間後に来てと言われる。
一週間後、血液検査結果、肛門周囲膿瘍だった。
すぐ切ってもらうことになり、次の日が休みだったので切開して貰う事になる。
この切開がとにかく痛かった。
局所麻酔をするが全く効かない。とにかく痛い。
叫ぶ程痛い。うぎゃぁぁぁ!!!って断末魔が外に聞こえるぐらい叫んだと思う。
人生で一番辛かった。
看護師2名に抑えつけられなんとか切開を終えたが、とても次の日に仕事できる状態ではなかった。
一週間、仕事を休んだ…
帰ってきてからガーゼを交換したがその時の写真がこちら
茶色い部分が膿である。
医者は膿が出れば痛みが消えると言ったが、全く消えない。
しかもしばらく通院して切った所を広げなきゃならない。なぜなら、切ったところが塞がると膿がまた溜まって腫れるからだ…
膿がすべて出きってしまうまで通院は続くのだ。
その後2ヶ月の間、2日に1回とか3日に1回のペースで通院した。病院で切開した所をいじくる日々…
そのたびに絶叫…
待合室に戻ると他の患者の姿勢が良くなり、シーン…と静まり返っていたのは印象的だった。
しかし、膿は出続ける…
膿を出し続けながら仕事をする。痛みも半端ない…
痛み止めはラムネかな?間違えてラムネ貰ったのかな?ってぐらい効かない。
この頃の膿に対する過ごし方は、パンツに生理用ナプキンをつけ、尻にガーゼを挟んで医療用テープで固定。
ガーゼは一日に何回も替えた。
費用も馬鹿にならない。仕事しながらのガーゼ交換も大変だった…
その時の写真がこちら。
先生もこれはおかしいと思い始める。
肛門周囲膿瘍なら大体の人が一週間ぐらいで膿が無くなるらしい。
自分の場合は2ヶ月間永遠に膿が出続けた。
その後、自分ではどうにもならないと思った医者が、おかしいなぁ…と口をモゴモゴしながら紹介状を書いてくれた。
遅えよ…どんだけ時間かけたんだよ…おめぇ専門医だろうが…と帰ってから一人怒り狂ったが虚しいだけだった。
続きます。